アル中と妊婦

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外国には水の事情が悪くて、水代わりにワインを

外国には水の事情が悪くて、水代わりにワインを飲まなければならないという国もあります。たとえば、フランスは、ワインの一大産地ですから、男女ともにワインをたしなむ人は多いものです。しかし、その一方、アルコール中毒になる人も多いようです。それが、妊婦さんだったとしたら、生まれてくる子供は悲劇となります。

ある中の母親から生まれた赤ちゃんは、一様に体の成長が遅れており、心臓、耳、目、口などに異常がみられることが多いといいます。生まれてからなんとかしようと思っても、その後の知能の発達もあまりよくなかったそうです。アメリカでも、アルコール中毒の妊婦から生まれた赤ちゃんを調査した結果があります。

すでに名称もつけられていて「胎児性アルコール症候群」というのだそうです。これは、れっきとした「先天異常」です。アル中の妊婦から生まれた赤ちゃんを調べてみた結果、「胎内での発育・成長が不十分である赤ちゃん」は全体の91%、「出産後の発達・成長が不十分である赤ちゃん」は全体の95%、「小頭症」88%、「目やまぶたの成長不十分、あるいは裂けている」60%、「その他の異常」50%、「耳の異常」60%、「関節の異常」73%、「心臓奇形」50%という結果を発表しています。

もしも、これが母親のアル中でなく、父親が大酒のみであったならどうでしょうか。父親のアルコールの影響が遺伝子にどんな影響をもたらすのか、は、いまだ明確に解明されていません。しかし、女性の飲酒のほうが、直接的に胎児に影響を及ぼしますので、妊娠中の飲酒はやめたほうがいいでしょう。現代では、ノンアルコール飲料も発売されています。どうしてもやめられないという人は、こういうものでムードに酔う、ということでなんとかしていきましょう。深酒をして、生まれた子供に何か異常があれば、取り返しのつかないことになるのですから。

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