妊娠は計画的に行いたいもの
妊娠中に気をつけたいことといえば、アルコールの摂取についてです。女性が社会進出をどんどんと推し進めていくなか、飲酒量も次第に増えてきました。それゆえ、妊娠に気づかず、深酒をすることもありうるわけです。このことからも、妊娠は計画的に行いたいものです。
一人の人間をこの世に生み出す大事業なのですから。さて、アルコールを摂取すると、母体の中ではどんなことが起きているのでしょうか。お酒を飲むと、母体をあっという間に駆け巡ります。飲酒時にいい気持ちになって、ふわーっとした感じになるのは、アルコールが血液中に溶け込んで、全身を循環するからです。しかしながら、妊娠中の飲酒のリスクについては、あまり一般的には深い理解を得られている、とはいえない状況にあるのも確かです。
厚生労働省による、乳幼児身体発育調査では、妊娠中に飲酒をしていたという妊婦は、実に18.1%にのぼりました。また、週1回の以上のペースで飲酒をしていたという人は、4%もいたそうです。飲酒というのは、常習性がつきものです。ですから、好きな人はなかなかやめられないというのもわかります。
ましては、アルコール中毒のような状態になっている人については、妊娠しているのをしらずに深酒をしたり、また、妊娠したとわかっているのに、常習性のためにまた飲酒をしてしまう、ということにもなりかねません。こんな事件もあります。後期の妊婦さんであるにもかかわらず、深酒をしたあと、陣痛を起こし、病院に緊急搬送された人の赤ちゃんは、お酒臭い息で産声をあげました。でもその声はとても弱弱しく、しかも酒臭い息。このお母さんはこの子の人生をどうするつもりで、ここまで育ててきたというのでしょう。また出産後、お酒を飲んでから授乳するというのもご法度です。授乳したあと、赤ちゃんが酔っ払いみたいに顔が赤くなり、酩酊してしまったという話も聞きます。