塩分は控えめにしたほうが
妊娠中は、何でもバランスよく食べたいものです。赤ちゃんの成長のためにも、量よりも質を重んじて、献立を考えたいですね。お料理好きの奥さんですと、いろいろな香辛料をずらりとキッチンにそろえて、だんな様のために腕をふるっている、というところでしょうが、ご自分が妊娠した場合には、ちょっとそれは待って下さい。香辛料や塩分は、妊婦さんにとっては、よくない場合があります。
コショウ、唐辛子、マスタードなどの香辛料は、なるほどお料理に使えば味をキリリと引き締めてくれ、すばらしいお料理になるのですが、それが妊婦にとっては、痔の原因になることがあるのです。というのは、妊娠中の子宮は、胎児の成長にともなって、どんどんと大きく膨らんでいきます。
すると、お腹の中には、子宮だけでなく、他の臓器ももちろんあります。もっとも圧迫されてしまうのが「腸」です。圧迫されると、便秘になってしまい、痔になりやすい環境になっているにもかかわらず、そこへ香辛料がはいってきたら、ますます痔になるリスクが高まってしまいます。そこで、食欲を減退させない程度に、香辛料は脇役の脇役程度に抑えておくことが望ましいといえます。塩分についても同様のことがいえるでしょう。
塩分の取りすぎると、ご存知のように水分を取りたくなってしまいます。たとえば、カップラーメンを食べたあと、無性に水分を欲しくなるときがありませんか?カップラーメン、そして、あのおいしいスープの中には、驚くような量の塩が入っているのです。ですから、カップラーメンのあとにはのどが渇き、水分をがぶ飲みしてしまうということになってしまいます。普通の状態なら多少むくんでしまってもいいかも知れませんが、妊婦の体のむくみはリスクを伴います。塩分は控えめにしたほうが、よいということになります。